「コロナ禍で取引先の予算が削減になって売り上げが立たない、でも目標は達成したい」
と相談を受けることもあります。
昨今は、コロナ禍など予想不可能なことやビジネス環境の急激な変化によって、
「今まで通りの売り方では成果をあげられない、パフォーマンスが下がってしまった」などの悩みを抱えている方も多いかと思います。
ただ、そんな中でも一部の方は成果を出し続けています。
不確実な状態の中でチャンスを掴む人とそうでない人がいるということです。
例として、クローザー・セールスマンならほとんどの人が知っている
「アフリカに靴を売りに行った営業マンの話」を紹介したいと思います。
それぞれ違う靴メーカーのAさんとBさんが、同じ時期にアフリカに靴を売りにいきました。
アフリカ人が裸足で歩いているのを見た反応は
Aさん:みんな裸足です。靴を履いている人が誰もいないので、アフリカで靴が売れるはずがありません。
Bさん:みんな裸足です。誰も靴を履いていないのでアフリカの市場は無限大です。
Aさんは諦めて、Bさんはセールスを始めたのです。
アフリカの同じ光景を目にした2人が、全く違う結論を出しました。
このように、同じ状況でもポジティブに捉えるか、
ネガティブに捉えるかで、その後の行動が全く異なります。
そして、このアフリカのたとえ話をほとんどの人が知っていても、
必ずしも全員が実践できているわけでないことも事実です。
このようなことからも、
無意識にものごとの枠組みを変えて捉えること=潜在意識を変化させること
は容易ではないことがわかります。
そこで、潜在意識を変化させるトレーニングの1つとしてリフレーミングを紹介します。
リフレーミングとは、
「どのような物ごとの側面にもプラスに捉えることができる部分がある」
という考え方です。
先ほどのアフリカの話に出てきたAさんのように、物ごとをプラスに捉えていきます。
・トラブルが起こった→新しいやり方を見つけるチャンスだ
・事業に失敗した→失敗から学んだことを次回にいかすことができる
このように、まず考え方を変えるトレーニングをしていきます。
考え方が変わったら次は行動に落とし込みをしますが、これもまたトレーニングが必要です。(講座の中でトレーニングしていきます)
うまくいかないからといってそこで、諦めてしまうのではなく、
考えて行動することで、その先の結果が変わってきます。
たとえ、思い描いていた目標に届かなかったとしても、
「考えて行動を起こした事実」は脳に刻まれて、
そして潜在意識の変化につながっていくのです。
潜在意識の話と組み合わせると、リフレーミングによって
潜在意識(無意識)を意識化させて、変化させていきます。
そして、「考えて行動する」ことを繰り返すことで、
変化したことは、意識しなくても自然に無意識(潜在意識)になって
行動につながっていくのです。
潜在意識が変化することで、何かトラブルが起こった際にも
「どうしようもない」と立ち止まってしまうのではなく、
「何か解決する方法はないか」と考えることができるようになります。
そして、仕事の成果につながるというわけです。
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