「これから起業や副業をしたい」
「すでに起業や副業をしている」
などさまざまな状況の方がいらっしゃるでしょう。
企業から直接、業務委託などで仕事や案件をいただいて生計を立てている方、
クライアントさんに価値を提供して収入を得る方などさまざまですよね。
会社員として企業の中で働いている時は、
まわりの同僚と一緒に仕事をすることで
自然と人間関係ができていたと思います。
しかしながら、人間関係や信頼がゼロベースな状態から
スタートする起業や副業は、
まずは企業や個人のクライアント先との信頼作りが必要です。
会社員は会社との雇用契約を結ぶため、よほどのことがない限り、
突然お仕事がなくなることはありません。
一方、副業や起業の場合、
クライアント先との雇用契約ではないため、
「仕事の出来栄えが、何か違うかも」となると
継続してお仕事を獲得するのは難しいでしょう。
「あなたにお願いしてよかった」と言ってもらえるように、
コミュニケーション力をつけ、信頼を勝ち取っていきましょう。
信頼を得るためには特に最初の1か月が大切です。
相手がどこまで求めているか？ゴールと業務範囲のすり合わせ
たとえば、サイト制作のデザインを任された時、
デザインだけでなく以下のスキルも求められているかもしれません。
・ユーザーが心地よく利用できるUI/UXデザイン
・マーケティング知識
・SEOの知識
デザインの仕事と言っても、範囲は広く、
相手がどこまでのスキルや業務範囲を求めているかを
事前に確認しておかないと、成果物にズレが発生してしまいます。
よかれと思って細かい部分まで時間をかけて丁寧にやったとしても、
相手が求めているものと違えば、努力は水の泡です。
そこで、案件をスタートさせる前に、
ゴールと業務範囲の確認をしましょう。
確認作業も大事なコミュニケーションの一つです。
案件の途中で、相手が求めているものと相違がないか確認をする
案件をスタートさせる前に相手と認識合わせを行っていても、
途中で認識のズレが発生してしまうことがあります。
ここでもコミュニケーションが大切です。
たとえば・・・
・セールス業務を請け負う時
途中で数値の確認や報告をしましょう。
目標数値が高過ぎた場合修正も必要です。
・サイトデザインを請け負う時
相手が求めているものと相違がないか確認をしましょう。
方向性がずれていたら丁寧にコミュニケーションをとり
修正して完成させましょう。
このように、途中でコミュニケーションを取ることで、
1か月後、相手からの評価が変わります。
「あなたにお願いしてよかった、継続してお願いしたい」と
信頼が積み重なっていくんですね。
丁寧にコミュニケーションを取ることで、方向性の確認やズレを
少なくすることができるため、相手の満足度が上がっていきます。
起業も副業も自分自身を売り込むため、自分自身が商品とも言えますよね。
「あなたにお願いしてよかった、あなたの仕事は安心できる」と
言ってもらえるように、
コミュニケーションを通じて、信頼を獲得していきましょう。
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