30年後になくなる職業一覧というレポートをご覧になったことはありませんか?
その中で筆頭に挙げられるのが「営業」=「セールス」です。
「営業」=「セールス・クロージング」なんて、必要なくなる職業だろう。
私自身、そう思っていました。
ところが、案外そうでもないのです。
世間一般でいう「なくなる職業=営業」というのは
カウンターや店頭販売など、いわゆる「販売員」といった対応者のこと。
安価な商品程、セールス担当というのは不要になるのですが、高額な商品であればあるほど、セールス・クロージングは人が媒介するものなのですね。
もちろん、アンドロイドやAIが対応する可能性はあります。
ですが、高額で深い決断が伴うもの程、「人と人」の約束。
だからこそ、「営業=セールス・クロージングの専門家」が必要ということです。
他方、高額の商品といったものがターゲットになりますので、単なる販売員でいいというわけではありません。
速やかな営業は、
1.お客様が現在何が課題であるかを明確にすること
2.お客様ご自身がその課題を認識すること
3.お客様ご自身が課題を解決したいと、ご自身で決断なさること
4.その解決策に、商品が有効であるかと損得なく理解頂くこと
これにつきます。
これさえできれば、無理をしなくても自然に売れるものです。
ですが、
お客様の課題を特定したり、
お客様が不愉快な気持ちにならずに、自然に、
自分の課題を受け止め、解決したいと自ら決断する、
そういったところまで対話ができる
コミュニケーションできる。
こうした力はかなり複合的な能力が必要になるのです。
1.対話力=コミュニケーション力
2.課題を特定する力
3.解決策を提案する力
4.本当にその考えが正しいか?評価する力=クリティカルシンキング
5.しっかり解決策まで組み立てる力=ロジカルシンキング
6.ケーススタディ、人間性
などなど・・・
だからこそ、
非常に奥が深い話なのです。
非常にシンプルな活動であると同時に、
ビジネスをする以上、一生涯つかう力。
そんなスポーツでも、芸術でも
圧倒的な技術があるからこそ、
表現が際立ちますよね。
優れた結果を出すにあたっては、
こうした「ビジネスとしての基礎」
ドラッカーの言葉を借りれば
「顧客の創造」する活動
つまり、
お客様の課題を見つけそれを解決してさしあげる力
ということに他ならないのです。
「営業」=「セールス・クロージング」なんて、必要なくなる、
というのは、簡単なカウンター販売員としてのセールス。
むしろ、
・高額な商品
・最終的に機械任せではなくて、「人と人との信頼」
がないと決断できないような商品
・課題を見つけ提案が必要な商品
においては、
「人」でないと難しい。
最終的なところで「セールス・クロージング」が
どうしても「人でないといけない」もの。
これはむしろ、無くならない分野でもあります。
質の高い、単純セールスではない
「提案型セールス・クロージング」こそ
むしろ、これから必要で、
くいっぱぐれない分野でもあります。
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